こんにちは。店長の佐藤です。
また素敵なお墓が完成しましたので、ご紹介します。
洋型デザイン墓石
仙台では全般にあまり背が高くなく、どちらかといえば横長なデザインの墓石が主流です。
伝統的な背の高い「和型」に対して、この横型のデザインは「洋型」と呼ばれることが大半です。ただし完全な「洋」の雰囲気ではなく、どこかに丸みを帯びた優しいデザインが好まれるようです。
完全な「洋」のデザイン
今回完成したお墓は一般的な「洋型デザイン」とはかなり違い、本当の意味で「洋」なデザインだと思います。ただし、これがお墓として不適切なのかといえば決してそんなことはありません。お墓としての気品と佇まいとキチンと備えた素敵なデザインです。残念ながら今回のデザイン案は施主様任せで、私はご希望を伺っただけでした。ちなみに彫刻文字はラテン語です。これも残念ながら私には読めません。
使用石種はエメラルドパ-ル
唯一、私から提案させて頂いたのは石種です。当初は黒御影石を予定していましたが、デザインの打ち合わせを重ねながら、エメラルドパ-ルが墓石デザインとブロンズのバラに最適ではないかと思いました。結果は大正解だと施主様もご満足頂いています。今回新たな発見がフロアの滑り止め部分(ブラスト加工)です。フロアはほとんどのケ-スで滑らないように細かいザラザラに加工しますが、他の石種の場合は均一なグレ-になります。エメラルドパ-ルの場合はもともと貝の化石を閉じ込めた御影石なので、ザラザラにしても石目が残ります。これが磨きの部分の石目とコントラストを作り、とても印象的です。
<まとめ>
先ほどもお伝えしたように、今回の素敵なお墓は施主様のアイディアによって完成しました。デザイン性の高さを自認している私たちいずみの杜ですが、まだまだ勉強しなければいけないことが果てしなくあるようです。
この記事へのコメントはありません。