こんにちは。営業の佐藤です。
また素敵なお墓が完成しましたのでご紹介します。
お参りは対面だけでしょうか?
宗旨の違いに関係なく、お墓参りの普通のスタイルはお墓と対面する形だと思います。でも今回の施主様のご希望は違いました。墓石と対面になる位置にはテ-ブルがあります。またお骨が納まる部分(カロ-ト)もお参りに来た方と正対せず、みなさんが囲むような構造になっています。
フロアは故人様の部屋の床がモチ-フ
大きなブロックで構成されたフロアの模様は高いデザイン性だけではなく、故人様の部屋の床をイメ-ジした深い意味があります。部屋の床をそのままに、故人様を囲んでテ-ブルとベンチがあります。
後ろからも囲んでいます
普通は手前の傾斜した部分(「竿」といいます)に「〇〇家」や好きな言葉、花などの装飾彫刻をして奥の壁になる部分を墓誌として使用しますが、このお墓は反対になっています。
そして文字と花はそれぞれ故人様のご親族に書いて頂いたものをそのまま彫刻しています。つまり後ろからも囲んでいる形になっています。
<まとめ>
夭逝なさった故人様をご親族、ご友人で囲むお墓です。物をデザインして造る際には「普通は~」といったアドバイスを作り手側からすることも多いと思います。でも「普通=良い」ではありません。今回あらためてお墓に関して一番大切なのは「良いのは~」という基準なんだと思いました。
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