こんにちは。店長の佐藤です。
石屋として、ご供養をお手伝いする墓屋として、この8月に東京ビックサイトで行われた「ジャパンスト-ンショ-」「エンディング産業展」に勉強しに行って来ました。
まずは石屋として
「石」といえば大半「お墓」をイメ-ジするように、スト-ンショ-にはたくさんの墓屋さんがブ-スを構えていました。国産の石種にこだわりのある会社、新しい輸入石材を取り扱う会社、加工の技術に強みのある会社、それぞれ特徴を強く打ち出しています。
私たち、いずみの杜はデザイン墓石を得意とする石材店ですが、お客様により良いご提案をするために、引き出しが多いに越したことはありません。
次に葬送に携わる業界の人として
私たち石材店は、ただお墓を建てるだけが仕事ではありません。葬送にまつわる様々のことについてご相談頂く機会があります。もちろん一通りの一般知識はありますが、様々な選択肢をご提供できることが理想的です。とはいえ、やはり石屋なのでどうしても普段は石のことにばかり関心が行きがちです。関連しているけれども、なかなか最新の情報が得られない他業種の方たちにお話しが聞けたことは、エンディング産業展での大きな成果でした。
お墓だけが葬送ではありません
私たち石材店として役に立つ知識以外の収穫は、お墓以外の葬送について見聞が広がったことです。「納骨堂」や「樹木葬」、「手元供養」から「宇宙葬」に至るまで、現在はいろいろな葬送の形が選択できる時代です。石材店としてそれらを頭から否定するのではなく、お客様の条件に最適なアドバイスができればと思います。
<まとめ>
そしてなにより影響を受けたのは、出展している会社や勉強しに来ている人たちの「熱量」です。お墓とその周辺の業界は華やかではありませんし、また華やかであってもいけないと思います。だからといっていつまでも狭い世界の中で変わらないことが良いことだとも思えません。「より良くしよう」「より知識を得よう」そんな熱量を会場にいる時には強く感じました。また機会があれば積極的に閉鎖的な世界から足を運びたいと思います。
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