こんにちは。店長の佐藤です。
皆さん石が重いのはご存知だと思います。でも写真のようなボ-ルペンぐらいのお地蔵様でも油断して持つと「うっ!重い!!」ってなる方がほとんどです。
今回はお墓の重さ、石の重さについてお話ししたいと思います。
いろいろ重いものはありますが・・・
さて「カバ」「キリン」「お墓(818,208㎤)」の中で一番重いのはどれでしょう?
正解は、お墓>カバ>キリンの順番で、それぞれの重さはだいたい2.2t・2.0t・1.8tぐらいになります。もちろん大きさによって重さはまちまちですが、5tのゾウより重いお墓も普通にあります。
動物との比較だと分かりにくいかもしれません。普通乗用車が1.3t、軽自動車が0.8tぐらいということから、お墓はかなり重いものだということが分かると思います。
お墓の体積の単位は「才」。御影石はだいたい1才≒70㎏
私たち石材店がお墓の体積を測る時に使う単位に「才」というものがあります。墓地の広さが尺や寸を基準に決められることが多いため、墓石の単位も尺や寸を用います。1才というのは1尺×1尺×1尺の立方体で、1才=27,818㎤になります。1才の御影石の重さは約70㎏。たった一辺30㎝の片手で持てそうな石の固まりが、そんなに重いのです。
だから私たち石材店は、大切なお墓の施工の際には、ゆっくりゆっくり、丁寧に丁寧に扱います。
石を動かす時には石材店に依頼してください
こんなに重い石ですから、ご納骨やお掃除でどうしても動かさなくてはならない時は十分に注意してください。
ちなみに「お墓で怪我をするとなかなか治らない」とよく言われるのは嘘だそうです。「雷様におヘソを取られる」と同じで子供への戒めが本当の意味なんだそうです。
とはいえ、石は落としたりぶつけたりすれば欠けますし、なにより危険です。石を動かす時には、できるだけ石材店に依頼してください。
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