こんにちは。営業の佐藤です。
また素敵なお墓が完成したのでご紹介します。
神道さんといえば「榊(さかき)」
お仏壇やお墓に供えるのは仏花が一般的ですが、ご家庭の神棚やお墓の前でも神事の際には「榊」を供えます。木ヘンに神と書くぐらいなので、神様とはとても縁のある植物です。
読み方の「さかき」は「人と神様の境(さかい)にある木」「栄える木」が語源となっています。
神道さんといえば「トキン型」「奥津城・奥都城」
一般的に神道さんのお墓には特徴があります。一つは形状。一番てっぺんが四角錘になっていて、これを「トキン型」と呼びます。また一般のお墓が「〇〇家の墓」などと彫刻されているのとは違い、「〇〇家奥津城(奥都城)」と彫刻されます。「奥津城(奥都城)とは「奥深い所にあって外部から遮られた境域」という意味で、形はほとんど同じでも一般のお墓とは考え方が違います。
「榊」ではありません
今回のお墓は神道さん(しかもご親戚が宮司様)です。いずみの杜が得意なフロアの彫刻はバラがとても印象的な図案になっています。納骨式の際にもちろん榊は捧げましたが、花立の献花はバラが主役になっています。
「トキン型」でも「奥津城」でもありません
デザインも神道さん独特なものではありません。ソリッドな第一印象ですが、よく見ると各所に手の込んだア-ルを施したとても現代風なデザインになっています。また彫刻文字も「慈」の一文字。華やかなフロアとバランスをとって凛としたイメ-ジです。
<まとめ>
伝統的な神道さんのお墓とはまったく違ったものになりましたが、完成を見た施主様には大変喜んで頂きました。また、納骨式にいらして頂いた宮司様にも褒めて頂いたので宗旨的にも満点です。仏教徒の方のお墓に彫刻するお花は桜・百合・藤などが多いのです。私が承ったお客様がたまたまなのかもしれませんが、神道さんではバラを彫刻する方が圧倒的多数です。
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