こんにちは。店長の佐藤です。
今回は「いいお墓」について考えさせられることがあったのでご紹介します。
改葬を承りました
改葬=お墓の引っ越し です。今あるお墓はとても立派な和型のお墓で、特に欠けや劣化もなく、わざわざ建て直す必要のないものです。ただし、墓地がなかなかお参りには不便な環境にあります。山の傾斜地にあり、年配の方には上り下りがかなり困難です。引っ越す先は駐車場も近く、平坦な墓所です。
魂抜きを行いました
お墓には魂が入っています。魂が入ったままのお墓を解体することは出来ません。今回はご親戚の方が多く集まって頂きました。お墓を建てた当初からは年を重ねられ、なかなかお参りには来れずにいて、久しぶりに顔を合わせる方もいたようです。
お墓には思いがこもっています
今回の改葬にあたり、今あるお墓は処分して新しいデザインで建てる案もありました。しかし代々守ってきたお墓には思いがこもっています。極力残すことをお勧めし、ご了承頂きました。ただし土台になる「外柵」部分だけは引っ越し先の墓所サイズに合わないために、少しだけ今風のデザインを取り入れて頂きました。
<まとめ>
デザインの優れたお墓も、値段の高いお墓もいいお墓だと思います。でも今回は「お参りに行けるお墓」「皆が集まれるお墓」がなにより「いいお墓」なのではないかと感じました。
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