こんにちは。店長の佐藤です。
また一つ想いのこもったお墓が完成しましたので、ご紹介します。
震災から7年経ちました
宮城県にお住まいの方ならきっと今でも忘れられないあの震災から7年が経ちました。あの経験をした私たちはこれからも一生忘れることはないと思います。しかし徐々に当時の衝撃や悲しみが薄れつつあるのも、残念ながら事実ではないでしょうか。でもまだまだ当時の気持ちそのままに苦しんでいらっしゃる方もいます。
「そっと包み込むように」「しっかり受け止めるように」
お墓の主要な部分、一般的に「○○家」などの彫刻が施される部位を「竿」といいます。お墓に見えないこの竿の形状は、単に奇を衒ったものではなく、深い意味と施主様の強い気持ちが込められています。現代のお墓の重要な役割として、「想いを伝える」ことがありますが、まさにその大切な役目を果たすデザインです。
春夏秋冬
春は「お花見」夏は「花火」秋は「定禅寺のジャズフェス」冬は「光のペ-ジェント」。
これらは私たちにも馴染み深い四季折々の風物詩ですが、施主様ご家族のリアルな思い出です。その大切な思い出をいつまでも閉じ込めておくために、ステンドグラスを4枚作りました。
<まとめ>
また一つ想いのこもった素敵なお墓が建ちました。でも7年前の3月11日がなくなって、このお墓が今は必要なくなってくれるのなら、墓屋の私たちですらそのほうがずっといいと思います。
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