こんにちは。店長の佐藤です。
また素敵なお墓が完成したのでご紹介します。
石種はノルウェ-産「ブル-アンティ-ク」です
お墓を検討する際の重要な要素として「デザイン」「石種」「価格」があり、近年はそこに「彫刻」が加わります。ほとんどの方は「デザイン」を入り口にお墓を考え始めますが、今回の方は「石種」から入りました。以前もご紹介しましたが、ブル-アンティ-クは表面の艶が強いブラウン系の石で、青く光るチップが特徴的です。私たちいずみの杜では、特に女性にとても人気のある石なのですが、扱うところが少ないようで、他の石材店で建てた例を見たことがありません。
石種に合わせてデザインしました
ブル-アンティ-クを使ってデザインする際に気を付けているのが、「重厚感」と「やさしさ」です。相反するようですが、この二つのキ-ワ-ドを備えたデザインでないとブル-アンティ-クの良さが活かせません。
彫刻もさりげなく工夫しています
最近のお墓には装飾彫刻を施すことがほとんどです。花を入れることが大半ですが、故人様にまつわる思い出を刻みたいというご希望もかなりあります。そういったケ-スの場合に困るのが、故人様は大好きだったけどご家族の方は興味がないものは残しにくいということです。今回の故人様はゴルフが趣味でした。そしてご家族はゴルフをしません。残してあげたいけど残すと困るので、墓誌のお名前の彫刻の箇所にお一人分の目印を付けました。奥様もこの方法がとても気に入ったようで、ご存命にも関わらずご自分のマ-クを決めてすでに彫刻してあります。
<まとめ>
いつもいつも思いますが、想いのこもったお墓を作るお手伝いができることはとても嬉しいことです。今回のご納骨の際にはお孫さんがおじいちゃんに手紙を書いてきて読んでくれました。チラッと見たらハ-トマ-クがいっぱいの可愛い手紙でした。本当はやってはけないんですが、もう一度お墓を開けて手紙をお墓に納めてきました。
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