こんにちは。店長の佐藤です。
今の仙台のお墓は素晴らしいデザインがたくさんあります。その中でも飛びぬけて素敵なお墓が完成しましたので、ご紹介したいと思います。
「お参りに行ける」こともいいお墓の一つの条件です
もともと仙台は、他の土地のご出身の方がお仕事などの関係で住居を構えることが多いようです。それに伴ってお墓も一緒に引っ越ししたいというご相談を承ります。お墓の引っ越しを「改葬」といいますが、今回ご紹介する方も石巻からの改葬になります。
代々のお墓には代々受け継がれてきた価値があります
お墓を引き継ぐということには、「思い」を引き継ぎことと、「思い」+「形」を引き継ぐことの選択肢があります。代々のお墓にはそこに込められた気持ちがありますので、私たちいずみの杜では、新しく立て直すことだけが正しいとは考えていません。お客様とよくお話しさせて頂いて、どんな方法が最も良いのかを決めます。今回は施主様のお気持ちをお伺いしたうえで、新規のお墓をご提案し、「思い」を引っ越しすることにしました。
お墓は「会える場所」であって「悲しむ場所」ではありません
こちらの施主様が私たちいずみの杜に最初にご来場頂いた時には、お墓に対しての具体的なイメ-ジはほとんどゼロに近い状態でした。このような場合私たちは、「なぜお墓を建てたい(改葬したい)のか」「故人様はどんな方だったのか」「どのようにお参りをしたいのか」など、形や石種といった目に見えるものではなく、施主様の心の中にあるものを伺います。最終的にはステンドグラスという、施主様ご自身が思ってもみなかった選択になる場合もあります。
<まとめ>
今回このお墓を建てるお手伝いをして、とても嬉しかったことがあります。ステンドグラスの図案の打ち合わせのために、施主様をステンドグラス教室の先生のところにご案内しました。その際とても気に入って頂いたようで、今は施主様がそのステンドグラス教室に通ってらっしゃいます。今回は専門家が製作したステンドグラスをお墓に設置しましたが、いずれ施主様ご自身が造ったものと取り換えるお約束になっています。
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