こんにちは。店長の佐藤です。
また素敵なお墓が完成しましたのでご紹介します。
主役は悔しいことにガラスです
このお墓の場合、見た方が釘付けになるのがガラスです。石屋としては結構悔しいことです。よりによってお墓の最上部、石材で枠もつけずに無垢のガラスが丸出しです。並みの品質のガラスであれば、ただ雑な印象になりますが、なんの造作がなくても綺麗なこのガラスならこのような出しっぱなしの置き方がとても映えます。
石種はノルウェ-産のエメラルドパ-ル
私のブログでは再三ご紹介する「ノルウェ-産のエメラルドパ-ル」を使用しています。光ることが特徴のエメラルドパ-ルは磨いて使うことが大半です。そして決して安価な御影石ではありません。今回のお墓は全ての石材がエメラルドパ-ルですが、あえて磨かず光らせていない部分があります。台と拝石の側面です。ゴツゴツザラザラさせる加工(割り肌加工といいます)を施し、まるで自然の石そのままに見える工夫です。とても贅沢な使い方ですが、ピカピカとゴツゴツのコントラストが石材と特徴を引き出しています。
<まとめ>
このお墓は仙台市内のお寺に建っています。ずっと昔に亡くなった、生まれたばかりのお子さんのために、ご両親がやっと決心して建てたお墓です。
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