こんにちは。店長の佐藤です。
また素敵なお墓が完成したのでご紹介します。
普段からお世話になっている方です
今回の施主様は実は普段から仕事でお世話になっている方で、建てたお墓はまだまだお若い旦那様のためのものです。旦那様のお通夜にも参列させて頂きました。故人様のお仕事柄、きっと参列者は多いだろうとは思っていましたが、予想をはるかに超えた人数が集まり、テレビの中以外であんな状態のお通夜を見たのは初めてです。故人様の社会的立場以上に、生前のお人柄に皆さんが集まったのではないでしょうか。
お墓の特徴その➀
完成したお墓は全体のボリュ-ムがあり、各所の造作が凝ったものです。メインのなる「竿石」は大きく、高く、贅沢な曲線が施されています。また正面左右にはドレ-プのような切込みが入り、それが「花立」へ、手前の「袖石」へと流れていきます。一般的には直線になる台の手前の壁部分(中仕切り)もバルコニ-のような張り出しの曲面になっています。
お墓の特徴その➁
このようなデザインのお墓であれば、黒や中間色の御影石を単色で使用することが多いようですが、あえて赤い御影石を差しで使用しています。ただし黒×赤の強い組み合わせなので、赤は背面で部分的に使用し、少ない量で効果的な配置にしてあります。
お墓の特徴その➂
一番のこだわりポイントです。花などを彫刻することの多い「竿石」はシンプルに家名だけです。フロアの彫刻は、私たちいずみの杜ではよくお勧めする箇所ですが、あまり彫刻することのない中仕切りにもフロアと関連させて彫刻しました。垂直面から水平面への彫刻の繋がりは、意匠が「アイビ-」であることもあり、立体的な装飾になっています。
<まとめ>
施主様が「アイビ-」を選択した時には大賛成でした。「アイビ-」の花言葉(花ではありませんが)は「永遠の愛」です。もっと深い意味では「死んでもあなたから離れない」でもあります。ご夫婦以前の関係で生前にプレゼントするにはちょっと注意が必要な気もしますが、「アイビ-」はお墓を飾るにはとてもふさわしいと思います。
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