こんにちは。店長の佐藤です。
今回、墓じまいの現場を手伝ってきたのでご紹介します。
墓じまいはよく考えてください
最近よく話題になる「墓じまい」ですが、気軽に考える方が多いような気がします。まず物質としての石を片付ける以前に、建てた方や守ってきた方の気持ちを考えてください。どうしようもないご事情の方もいますが、簡単に墓じまいをする前によく考えて頂きたいと思います。ちなみに今回の方は、墓じまいといっても引っ越し、しかももともとあったお墓ごと移設するケ-スなので喜んで承りました。
昔からの墓所は施工環境が整っていません
今回の墓所はかなりの傾斜地です。最近の公営霊園などは平坦地に通路を広くとる傾向にありますが、古くからある墓所では重機を運搬するだけでも一仕事になってしまうこともあります。画像は粘土質の地面を均しながら道を作っているところです。
墓所環境によっては基礎が一般住宅並みになります
水はけの悪い傾斜地に安心してお墓を建てるためには、どうしてもガッチリした基礎工事をする必要があります。このような場所でお墓を建てる場合には、私たちも長年にわたって安心な施工方法を採用しますが、解体となった場合には当然かなりの労力が必要となります。
<まとめ>
「墓じまい」についてよく考えて頂きたい第一の理由は、当然「気持ちの継承」ということです。しかしどうしてもお金の問題も避けては通れません。苦労して建てたお墓ほど気持ちが籠っていて、無くす時にはお金も掛かってしまいます。
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