こんにちは。
墓石のデザインをしている加藤です。
ブログにご訪問いただきありがとうございます。
3月になったとはいえ、まだまだ寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?まだ雪が多少降ったりする日もありますので、お墓参りの際には足元に十分お気を付けください。
寒いといえば、墓石も水を吸って凍ることがあります。密度が低い石ほど水分を含みやすいので、目で見てわかるほど一時的に変色しやすいです。
そこでふと思ったのですが、冬季オリンピックでも競技されている「カーリング」。それで使用されているストーンなんですが、氷上とはいえ、変色しているのを見たことがないんです。かなり密度が高い石なのかと思い、調べてみました。
さて、カーリングに使われるストーンですが、サイズは直径約30cm、重さ20kgもあるそうです。国際大会で使用されるストーンの産地はスコットランドのアルサクレック島で採れる花崗岩のみ。この島で採れる花崗岩は耐久性に優れ、密度も高いそうです。
世界で一か所しかないんですね。大変希少です。
カーリングストーン1個の値段ってご存知でしたか?
実は、1個10万円以上するそうです。高価ですね。
競技を行うには16個必要なので、総額160万円以上…お墓が建てられますね。
希少で高価なカーリングストーン。石は天然のものなので、そのうちなくなったらカーリングができなくなるのでは?と思いましたが、スコットランドではこの石を保護するために20年に1度しか採掘してはいけない決まりがあるそうです。
1度作ったストーンは頑丈で100年持つそうなので、そう考えれば10万は決して高くはないのかもしれません。お墓も同様に当社では100年もつよう設計されています。耐久性と密度の高い石で建てたいものですね。
デザイナー 加藤
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